資料館:ベースボールヒロインの元ネタ
資料館/ベースボールヒロインの元ネタ
ジャンル | 曲名 | キャラ | BPM | |||
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アーティスト | [ver.] | E | N | H | EX | |
ベースボールヒロイン | 轟け!恋のビーンボール!! | リサ | 180 | |||
ダイナミック野球兄弟 v.s. クロスファイヤーPrim | [16-1P] | 11 | 29 | 41 | 48 |
ポップンではSunny Parkにて登場した、
全機種連動イベント「熱闘!BEMANIスタジアム」後半戦「ダイナミック野球選手権」解禁曲
「ベースボールヒロイン / 轟け!恋のビーンボール!!」の元ネタをまとめたページです。
関連リンク:ニコニコ大百科:轟け!恋のビーンボール!!
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歌詞
作詞はwacが担当。歌詞には野球に関するパロディが随所に盛り込まれている。
- 【べっべべーべべべべー】
- 国民的野球アニメ「巨人の星」のOPテーマのオマージュ
- 【べーべーべーべーべーべべべべー】
- いわゆるwac節
- 【角ちゃん、Primを甲子園に連れてって!】
- 角ちゃんは角田利之(L.E.D.)のこと。
- 国民的野球漫画「タッチ」にてヒロインが主人公の双子の弟にかけた有名なセリフ「カッちゃん、南を甲子園に連れてって…」に由来。
でも好きなのはタッちゃんである。
- 【たか子とよし子の次でいいかな?】
- おそらくdj 「TAKA」とDJ 「YOSHI」TAKA。
- 「IX」の担当アーティストである「dj 『TAKA』」と「DJ TOTTO(『Yoshi』hiro Tagawa)」説もある。
- 【プレイボーイ!】
- 野球の試合を始める時の掛け声は「プレイボール」。角ちゃんは「プレイボーイ」。
- 【野球をするなら】
- 野球拳の掛け声の冒頭。歌い踊りながらじゃんけんをする宴会芸。
- 本来は三味線と太鼓を伴奏に合わせて歌い踊り、じゃんけんで勝敗を決する遊戯であるが、テレビのバラエティ番組の影響で、じゃんけんで負けた相手の服を脱がせるゲームとして広く知られており、お色気ゲームとしての認識がより一般的である。
- 【月に向かって打て!】
- 1968年、東映フライヤーズ打撃コーチであった飯島滋弥が大杉勝男に対して耳打ちした名言。
- この後、大杉はこの言葉を胸に刻み月に向かってホームランを打ち始めホームラン王を獲得するまでに成長。
- なお、耳打ちした当時の後楽園球場をホームとしていた東映(現日本ハム)は東京ドームにホームを移転したためもう後楽園の月に向かっては打てん模様。
- 【グワラガキーン】
- 国民的野球漫画「ドカベン」にて岩鬼正美がホームランを打つ時の効果音。「グワァキーン」「グワァラゴワガキーン」「グワァラ夏子ガキィン」などバリエーションは多数。
- …ではあるのだが、歌詞カードにはごく普通に「カキーン」と書いてある
- 【逆玉を狙うにも】
- 1.「逆玉の輿」の略。地位や名誉、財産のない男性がそれらを持つ人物の娘と結婚し、富貴な身分になることをいう。
- 2.野球用語。キャッチャーが構えていない位置にボールを投げること。
- 本来逆玉の輿を狙うのは男性であるはずだが、野球用語とかけたのだと思われる。
- 【あたし孤高のアウトロー!】
- 1.(Out low:和製英語)外角低めのいい球。
- 2.(Outlaw)西部劇での無法者。転じてマイノリティ体質の人間のことを指す。
- 【魔球を投げるなら ギブスできたえとけ!】
- 前述の「巨人の星」で主人公の星飛雄馬は「大リーグボール養成ギプス」で自らの体を鍛え、魔球大リーグボールを投げられるようになった。
- 【感情表現ストレート】
- 1.野球における速球。
- 2.本音などがすぐに口をついて出てしまうような性格。
- 【あたしピンチのサウスポーだから~!】
- スポーツや楽器における左利きの選手や奏者。1970年代のアイドルピンクレディのサウスポーのサビの「私ピンクのサウスポー」より。
- 【ヘイヘイピッチャービビってるー】
- 少年野球などにおける有名な野次。歌詞中には「へいへい審判ビビってるー」とあるが、審判はビビらない。
- 【背番号4のヤバいアイツをめがけ】
- この歌詞も、上述の「サウスポー」の歌詞「背番号1のすごい奴」(王貞治を指す)が元になっている可能性あり。こちらが誰を指すかは不明だが、作詞者wacが応援しているヤクルトスワローズに所属し、2013年に王らが持つシーズン本塁打記録を塗り替えたウラディミール・バレンティンと思われる。
- ちなみにBEMANIスタジアムに登場するカードで背番号4を付けているのは猫叉Master。氏の楽曲デッドボヲルdeホームランの冒頭「背番号4番~デッドボールに注意」といった台詞から、これらとかけている可能性もあると思われる
- だが上記の通りであれば、「デッドボールにご注意」もなにも「ヤバイあいつをめがけ」最初から狙っている事になる。
- 【くさいとこ ついていこ】
- 入っているかいないか判断のつきづらい場所にボールを投げ込むこと。
- 【いくぞ!必殺!スプリットフィンガードそれからえっとファーストボ(省略されました】
- スプリットフィンガーファストボール(SFF)とは、スピードがありしかもホームプレート近くで沈む変化球のこと。簡単に言うとストレートとフォークボールの中間のような球。
- 近年では、メジャー入りを果たした「マー君」こと田中将大投手の決め球としても有名。
- 【最終回ノーアウト満塁】
- ピッチャーにとってはこの上ない大ピンチである。
- 【急げ!リリーフカー!】
- 交代で登板する投手をブルペンからマウンドまで送迎する自動車を指す。このリリーフカーは現在は日本独特のものである。
- 【アウト!セーフ!アウト!セーフ!アウアウセフセフ!セフセフアウアウアウアウ!】
- 「セーフ、アウト…」という野球拳の掛け声に由来。
- 「セフセフ、アウアウ」はネットスラング。文字通りアウトな画像などに対して用いる。
- 【来いよ!スリーバント!勝負はそうここからよ】
- スリーバンドは、2ストライクと追い込まれた状態で、バント(バットに軽くボールを当てるだけの行為)がファールゾーンに転がった際にアウトになるルール。
- ここでは追い込まれた状態でも臆さずにチャンスを狙っていく姿勢を表す。なお、L.E.D.の選手カード曰く高く評価はされん模様。
- 【全部投げ出したい!】
- 最終回無死満塁というピッチャーにとってはこの上ない大ピンチかもしれないが、勝負はここからである。諦めてはいけない。
- 【恋のワイルドピッチ 行方はボールが知ってるさ】
- キャッチャーが補球できないほど大きく逸れた投球のこと。要するにノーコン。暴投ともいう。
- 満塁でスリーバントなので打者がスリーバントスクイズをしたと考えれば、このワイルドピッチはおそらくウエストか。そう考えると「故意(こい)のワイルドピッチ」と掛けているのかもしれない。
- 【バット砕いて ミット砕いて 男らしく抱いて!】
- 「~くだいて」で軽やかに韻を踏んでいる。
- 【フリーエージェント!!】
- FA制度。いずれの球団とも選手契約を締結できる権利をもつ選手のこと。この権利に関する制度はしばしば、金銭的に豊かな球団に有力選手が移籍しやすくなる制度として問題視され、議論の的となる。
- チームで年棒が10位以内の選手がフリーエージェント移籍した場合、移籍した側の球団は元の球団へ金銭または人的保障として代わりに相手球団が希望する選手を送る必要がある。球団は選手にプロテクトを掛ける事ができ、人的保障となる選手はこのプロテクトから漏れた選手から選ばれる。
- 【いざゆけ!とびだせ!吠えろ!燃えよ!フレーフレーフレー!】
- 各球団の応援歌・球団歌の一部。左から順にソフトバンク(いざゆけ若鷹軍団)、ヤクルト(とびだせヤクルトスワローズ)、西武(吠えろライオンズ)、中日(燃えよドラゴンズ)、阪神(阪神タイガースの歌・通称「六甲颪」の歌詞)。
タイトル他
- 【ビーンボール】
- ピッチャーが故意にバッターの頭をめがけて投げる球。危険球として公式では禁じられている。
- 曲のタイトルになっているが、歌詞としては登場しない。「あなた目掛けて一直線」といったことだろうか。
- 【ベースボールヒロイン】
- 直接関係あるかは不明だが、KONAMIより「ベースボールヒーローズ」というアーケード用野球カードゲームがリリースされている。ただしBEMANIスタジアムの連動には含まれていない。
- 【ダイナミック野球兄弟】
- L.E.D.とwacの合作名義である「度胸兄弟」のさらなる変名義。
- 【クロスファイヤーPrim】
- こちらも「Prim」のさらなる変名義。歌の主はMayumi Morinaga。
- 「クロスファイヤー(クロスファイア)」とは、野球で投手が利き腕と反対方向に踏み込んで投げることで、投球に角度をつける投法のこと。ホームベースを斜めに横切るようなストレートであり、斜めに入ってくるので打ちにくい。
資料館/ベースボールヒロインの元ネタ.txt · 最終更新: 2020/09/03 17:17 by w.