テキスト整形のルール
通常は入力した文章がそのまま出力されます。
これに加えて、特定のルールによるテキスト整形を行うことができます。以下では、プラグインについてはよく使われるものだけを簡略に説明しています。プラグインのオプションなど詳細な説明については Plugin を参照してください。
ブロック要素
ブロック要素となるプラグインは#~の形式になっています。
1)
段落
インライン要素
他のブロック要素を明示しない限り、段落となります。
インライン要素
行頭で ~ を指定した場合も段落になります。行頭書式の文字(~、-、+、:、>、|、#//)を通常の文字として段落の先頭に書きたい場合は、行頭に~を記述して書くことができます。
段落の先頭は1文字分字下げされます。但し、番号なしリスト構造、番号付きリスト構造、引用文内の段落では字下げされません。定義リスト内の段落の先頭は1文字分字下げされます。
段落は、新たなブロック要素が現われるまで継続します。
段落は、他のブロック要素の子要素になることができます。
段落は、他のブロック要素を子要素にすることはできません。
引用文
> インライン要素
行頭で > を指定すると、引用文になります。引用文は >、»、»> の3レベルあります。
引用文の中は、ブロック要素を明示しない限り、段落となります。
引用文は、空行が現われるまで継続します。
引用文内の段落は、新たな引用文またはブロック要素が現われるまで継続します。
引用文は、他のブロック要素の子要素になることができます。他の引用文の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。リスト構造の子要素にする場合はレベルを1段増やさずに記述します。
引用文は、他のブロック要素を子要素にすることができます。引用文の子要素となるリスト構造はレベルを1段増やさずに記述します。
リスト構造内の引用文から脱出する場合で、リスト構造を継続する場合は、<、«、«<を行頭に記述します。
リスト構造
インライン要素
行頭で - を指定すると、番号なしリストになります。番号なしリストは -、–、— の3レベルあります。
番号なしリストは、他のブロック要素の子要素になることができます。他のリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。引用文の子要素にする場合は、レベルを増やさずに記述します。
-の直後に ~を記述すると段落を子要素にすることができます。
番号なしリストは、リストの先頭がインライン要素または段落である場合に限り、リストの次の行に他のブロック要素を記述することで、他のブロック要素を子要素にすることができます。
+ インライン要素
行頭で + を指定すると、番号付きリストになります。番号付きリストは +、++、+++ の3レベルあります。
番号付きリストは、他のブロック要素の子要素になることができます。他のリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。引用文の子要素にする場合は、レベルを増やさずに記述します。
+ の直後に ~ を記述すると段落を子要素にすることができます。
番号付きリストは、リストの先頭がインライン要素または段落である場合に限り、リストの次の行に他のブロック要素を記述することで、他のブロック要素を子要素にすることができます。
: 定義語 | 説明文
行頭を : で始め、| 記号で区切ると、定義リストになります。定義リストは :、::、::: の3段階あります。定義リストの定義語、説明文は省略することができます。複数の連続した定義リストを記述し、2つ目以降の定義語を省略することで1つの定義語に対する複数の説明文を記述することができます。
行中に | がないと定義リストにはなりません。
定義語・説明文は、インライン要素のみ記述することができます。
定義リストは、他のブロック要素の子要素になることができます。他のリスト構造の子要素にする場合は、レベルを1段増やして記述します。引用文の子要素にする場合は、レベルを増やさずに記述します。
| の直後に ~ を記述すると段落を子要素にすることができます。
定義リストは、定義リストの次の行に他のブロック要素を記述することで、他のブロック要素を子要素にすることができます。
整形済みテキスト
行頭が半角空白で始まる行は整形済みテキストとなります。行の自動折り返しは行なわれません。
整形済みテキストは、他のブロック要素の子要素になることができます。
整形済みテキストは、他のブロック要素を子要素にすることができません。
整形済みテキストは、すべての子要素を文字列として扱います。
表組み
| インライン要素 | インライン要素 |
行頭から | でインライン要素を区切ることで表組みになります。
LEFT:
CENTER:
RIGHT:
BGCOLOR(色):
COLOR(色):
SIZE(サイズ):
表組みの | 各セルの要素の配置に | 関するサンプル |
左寄せ | センタリング | 右寄せ |
右寄せ | 左寄せ | センタリング |
* 行末にcを記述すると、書式指定行となります。書式指定行では、次の記述子が指定できます。
LEFT:
CENTER:
RIGHT:
BGCOLOR(色):
COLOR(色):
SIZE(サイズ):